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      目   次
1.確定申告・節税
2.個人情報保護法,JISQ15001関連
3.ISO関連
4.品質管理関連
5.プロジェクト管理
6.マニュアル開発関連
7.危機管理関連
8.パソコン・インターネット関連
9.ホームページ作成・Java
10.経済・景気・ビジネス関連
11.健康
12.歴史
1.確定申告・節税
「図解、表解確定申告書の記載チェックポイント」 天池健治他 中央経済社 2010年11月
毎年年が明けると確定申告書を作成する季節となる。記載する項目が決まっているようであってもいざ書こうとなるとまごつくことが多い。この本は確定申告書作成の手引きとしてよくまとまっている。該当する確定申告書について記載例が図解されている。なお、本書は毎年11月頃になると改訂版が発行される。
「税務署員が教える税金を取り戻せる方法」 効率的節税研究会 (株)宝島社 2007年1月
それぞれのケースに応じて、無駄な税金を納めていないかをまずチェックする。必ず納めすぎの税金があるはず。これを返してもらう。ここまでは誰でも考える。ではどうしたらよいかの手ほどきを分かりやすく解説。しかもCD−ROMが付いているのでパソコンが使える人なら簡単にできる。今なら確定申告に間に合う。
2.個人情報保護法,JISQ15001関連
「個人情報保護マネジメントシステム要求事項の解説」 堀部政男監修 日本規格協会 2006年7月
JISQ15001:2006個人情報保護マネジメントシステムの要求事項をしていると同時に、個人情報保護法との関連性についても触れている
「個人情報保護法対策セキュリティ実践マニュアル」 日本ネットワークセキュリティ協会編 
株式会社インプレスネットビジネスカンパニー  2003年12月
個人情報保護施策の策定計画特に規定類制定に対する考え方、個人情報の取扱いを事例に基づいて、個人情報の入手・保管・利用・破棄及び業務委託の観点で解説している。個人情報保護法対策を行おうとする企業にとって良い参考書である。
「個人情報保護と対策」 北岡弘章著 日経BP 2003年6月
個人情報に関する事例を中心にQ&A形式で記載されている。その事例ごとに「個人情報保護法」に基づいて解説している。
「Q&A個人情報保護法」 三上明輝、清水幹治、新田正樹共著 有斐閣 2003年8月
Q&A形式で「個人情報保護法」を分かりやすく解説している。「個人情報保護法」を理解するにはよい本である。
「個人情報管理規程と作り方」 荻原勝著 経営書院 2005年5月
個人情報保護対策としてプライバシーマークを取得するケースが多くなった。この場合、マネジメントシステムの構築を要求される。詳細規程をどのようにして作成したらいいかのヒントを与えてくれる。
3.ISO関連
「ISO崩壊」 山田明歩著 築地書店 2003年1月
ISOは、曖昧で規格そのもに問題がある。審査員のISOの認証取得と維持にかかる費用が高すぎる。認証取得までのあいだに苦労しなければ効果は少ない。従業員のISOに対する不満が多い。その原因は、認証取得が目的であり、看板となっているから。
「会社に役立つ内部監査」 志村満著 グローバルテクノ 2003年1月
品質マネジメントシステムでは、企業が取り組んでいる目標に対する業績を見て、目標が達成できるプロセスとなっているかどうかを見る。内部監査の役割は、マネジメントシステムの形骸化を防ぐ重要な役割がある。ルールと実施状況のギャップ(差異)を発見し、それを解決する。
「ISO取得のための審査登録機関の選び方」 株式会社トーマツ環境品質研究所 中経出版 2002年4月
ダメ審査員とお勧め審査員を明確に定義している。ダメ審査員に遭遇したら、実態を正確に把握・文書化して、審査登録機関に連絡する。それでもらちがあかないときには、日本適合性認定協会(JAB)に相談する。
「ISO9001の基本と仕組み」 辻井浩一著 秀和システム 2001年11月
認証取得活動を始める下準備
@大企業よりも規模が小さいほうが有利である
Aしがらみも何もないほうが抵抗勢力がなく手順を確立しやすい
B経営者の決断がすべてだが、全従業員の参加が不可欠
Cリーダシップのある役職者が中心となって精鋭部隊にる体制を
Dマスタースケジュールを策定
「ISO9001品質マネジメントシステムの解釈」 志村満著 グローバルテクノ 2001年11月
ISO9001の規格要求事項の解説書である。常に、プロセス的アプローチで図解されていて、分かりやすい。
「ISOを活かしたシンプル経営入門」 松尾茂樹著 東洋経済新報社 2001年9月
ISOを活かしきるための「トップの決意」が必要。そのために、三つの重大方針を決めた。重大方針決定後に見られる社員の5つのタイプ
@会社が決めたことを会社が決めたやりかたで実行する社員
A会社が決めたことを会社が決めたやりかたで実行しようとするができない社員
B会社が決めたことを自分のやり方でやろうとする社員
C会社が決めたことをしない社員
D適していない社員
「情報処理技術分野のISO9001」 新倉忠隆著 日科技連 2001年5月
ソフトウェア開発及び供給業務、人材派遣型のコンピュータ運用管理の請負業務、情報技術分野のコンサルティング業務、ヘルプデスク、情報システムの維持管理業務、データ入力・加工・出力業務に分けてISO9001の解釈と対応方法を解説
「ISO14001規格のここがわからない」 西岡洋一、小野隆範、平林良人編著 日科技連 2000年4月
ISO14001規格の用語や要求事項の内容は、企業・組織の自主性に任されている部分が多く、組織や審査員によって解釈の仕方に相違がある。本書は、Q&Aを多く取り入れて、解釈や考え方を述べており、参考となります。
4.品質管理関連
「役に立つ!エンジニアのための品質管理−Excelによる効率化と実務の基礎-」 中村隆昭 オーム社 2011年4月
品質管理は理論より実践である。データをとり解析して、その結果から問題点を明らかにしてアクションをとる。解析する手法を間違えると結論がぼやけたりして問題点が分からなくなる。さらに解析はExcelを使用することにより効率化でき、時間の短縮となる。また例題が多くそのまま活用できる。
「第3版実験計画法」(上、下) 田口玄一著 丸善 平成16年10月
実験計画法、直交表、線点図などいわゆる「田口メソッド」の基本が説明されている
「入門タグチメソッド」 立林和夫著 日科技連 2005年10月
直交表を使用した「田口メソッド」を品質設計適用する具体的な方法を説明している
「品質工学に挑む」 矢野宏著 日本規格協会 2005年10月
「田口メソッド」による品質設計(これを「品質工学」という)を実施するときの難しさ、取り組みの困難さをリアルに描いている
「失敗百選」 中尾政之著 森北出版 2005年10月
とにかく、いろいろな失敗事例、事故事例が出てくる。失敗の原因はいろいろであるが、いずれも人間が介在している。「失敗は成功の母」といわれているが、今日では失敗から学ぶゆとりさえないとも言われる。しかし、事故を発生させるとその償いのために莫大な資金が必要になり、利益は吹っ飛んでしまう。技術者だけでなく、経営者も読んで欲しい。
「品質管理」 朝香鐵一 他共著 日本規格協会 1980年3月 
品質管理の理論、考え方が分かりやすく説明されている。品質管理の教科書として最適である。実験計画法についても分かりやすく説明している。
「はじめての統計学」 鳥居泰彦著 日本経済新聞社 1994年11月
品質管理を実行していくときに、統計学は必須である。統計学を説明した参考書は数多くあるが、やさしく、しかも例題が豊富であることに特徴がある。統計学を始めて勉強するために最適な教科書である。
「FMEA手法」 小野寺勝重著 日科技連 1998年12月
FMEA(Failure Mode and Effects Analysis:故障モード解析)は品質管理の一手法として古くから採用されている。FMEAを採用する場合のよきバイブルとなる。
「抜取検査実施法」 松本 洋著 日科技連 1963年6月
検査を実施する場合に、全数検査か抜取検査のどちらをさいようするか大きな問題となる。検査の効率を考えると抜取検査がよい。その考え方とリスク、抜取検査表の使い方について勉強する場合に最適な教科書である。
「新QC七つ道具」 水野 滋監修 日科技連 1979年5月
QC七つ道具は古い歴史がある。それに加えて新QC七つ道具がある連関図法、KJ法、系統図法、マトリックス図法、マトリックス・データ解析法、PDPC法及びアロー・ダイヤグラム法である。
QC手法100問100答 細谷克也著 日科技連 2004年12月
品質管理の実施において数々の疑問やわからないことに出くわす。そのことについてQ&A形式で記述してあり、実際の場面で活用できる。
慢性不良撲滅法 南 賢治・片山清志著 日科技連 2005年2月
実際に発生する不良をどのように除去していくか、QC七つ道具及び新QC七つ道具とどのように結び付けて考えるかを述べた本であり、実践で使用できる。
「CMMによるプロセス改善入門」 Joseph Raynus著(富野 壽訳) 共立出版 2001年5月
ソフトウェアプロセス改善でいう”改善”の意味は、マネジメント技術での改善である。貧弱な品質の原因は、貧弱なマネジメントにある。
「ソフトウェア構成管理の悪夢アンチパターン」 Wiiiam J Brown他共著(岩谷宏訳) ソフトバンクパブリッシング 1999年11月
ソフトウェア開発の複雑さを示す事例は、ソフトウェア生産性協議会が作成した”フレームワークの泥沼”であろう。ソフトウェア開発工程の姿や形がはっきりしない。ちぐはぐなソフトウェア開発工程が見受けられる。最初から最後まで何もかも適当でいいかげんなのである。
「ソフトウェアの成功と失敗」 Capers Jones著(伊土誠一・富野壽訳) 1997年
◆ ソフトウェア成功の要因
@すべてのユーザニーズに注意深く配慮されている
A全ての関連ベンダが考慮の対象となっている
Bアプリケーションは作業者の能力を向上させる
Cコスト見積が正確である
◆ソフトウェアの失敗の要因
@品質が不良
A契約は双方または一方にとって不満
B顧客サポートが不良
C複雑な接続およびインターフェース
「ソフトウェア開発の神話」 フレデリックP.ブルックスJr 著(山内正彌 訳)(株)企画センター 1977.3
この本は、大規模ソフトウェア開発の際には必ず引合いに出される。ソフトウェア開発の際、工程が遅れているときに、通常は人員を追加投入する。この人員の追加投入は、工程遅延に効果がないと説いたからである。しかし、現実には、工程遅延の対策としては、人員の追加投入しか方策がないことも事実である。
「ソフトウェア・デザイン・レビューの実践技法」 佐藤匡正 著  (株)ソフト・リサーチ・センター 1990.12
ソフトウェア・デザイン・レビューをテーマにした書物も数多くある。その中で、ソフトウェア・デザイン・レビューの考え方、実施方法を系統的に整理し、解説した文献である。
5.プロジェクト管理関連
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 岩崎夏海著 ダイヤモンド社 2009.12
高校の野球部の女子マネージャがだらけた野球部を甲子園に出場させたいとドラッカーの「マネジメント」に基づいて、数数の改革に乗り出す。いたるところに「マネジメント」にはこう書いているという記述がある。監督はじめ選手をやる気にさせるというストーリーは実にリアルである。マネジメントとはどうするものか、どう考えて、どう取り組むものかが分かりやすく書かれていて非常に参考になる。
「プロジェクト管理の成功への秘訣」 M.A.Ould 著(古宮誠一・本位田真一 監訳)共立出版(株) 1993.9
プロジェクト開発をテーマとした書物は多いが、ソフトウェア開発において採用するのプロセスモデルのメリットとデメリットを述べながらどのような場合に、どのようなプロセスモデルを採用すべきかを述べているところに特徴がある。一般的に、ソフトウェア開発工程を短縮させるために、プロトタイピング手法やスパイラル手法を採用することが多いが、真の目的は仕様の曖昧さや仕様決定が困難ときに採用する手法と述べている。
「プロジェクトマネジメントの基礎知識体系」 エンジニアリング振興協会 1997.3
プロジェクトマネジメントとしてPMBOK(Project Management Body of Knowledge)が脚光を浴びている。本書は、米国PMI(Project Management Institute)が1996.3に改訂版として発行したものの和訳版である。
6.マニュアル開発関連
「マニュアルはなぜ、わかりにくいか」 堺屋太一・鈴木孝夫・木下是雄 著 毎日新聞社 1991.9
ワープロ、パソコンはじめ家庭用電気製品の取扱説明書のわかりにくさを取り上げている。分かり難い原因として、下記の点等を挙げている。
@カタカナ英語(横文字)の乱用
Aレイアウトが複雑で、ぎっしり文字が詰まっている
B説明の目的が消費者の立場になって整理・集約されていない
Cていねい語は邪魔、文章は長くなる
D主語述語の関係が分からなくなる。
「マニュアルバイブル 使いやすいユーザー・マニュアルの書き方」 エドモンド・H・ワイス著 小林敦訳 啓学社 1988.8
マニュアルの役割は、@インストラクション(手引書等)、Aリファレンス(参考資料等)に分けられる。さらに、インストラクションは、B初心者向け教育用とC上級者向け実演用に分けられる。
7.危機管理関連
「IBMの危機管理」 亀岡大郎監修 早稲田出版2001.11
2001年9月11日、米国ニューヨーク世界貿易センタービルが同時多発テロの標的となり、数千人の犠牲者が出た。日本でも阪神淡路大震災で6400人の犠牲者が出た。このとき、IBMは顧客のコンピュータ・システムの復旧に全社が対応した。100ページを超える「防災手帳」を作り、座右の書としている。更に、IT時代における機密情報保護対策にも物理的かつ組織的に対応している。
8.パソコン・インターネット関連
「Windows Meネットワーク構築入門」 高橋克巳&トップマネジメントサービス著 ローカス 2001.4
ネットワークといえば、WindowsNT、UNIXであるが、Windows95/98/Meによる小規模ネットワークを構築するための参考書は少ない。極めてわかり易い、実用的な参考書である。
「自宅サーバforWindows」 林和孝 著 ラトルズ 2001.4
サーバといえば、WindowsNT、UNIXであるが、Windos95/98/Meによる小規模メットワークを構築する際に、サーバもWindows95/98/Meとしたい。インターネットも常時接続に時代。家庭内でパソコンをサーバとクライアントに使い分けたい。
「インタネット大道楽」 関根進著 日経BP社1998.5
会社を辞めたら「ひとり遊びできますか」50歳から始めようと著者は言っておられます。本当にそうだと思います。どんどん老齢化していきます。やがて定年がやってきます。そこからの人生が長い。しかし、どうやって過ごしたらいいのか。その処方詮としてパソコン、インタネット、ホームページに挑戦しよう。
「BIOSの設定とアップデート」 前川武弘著 (株)ディー・アート 1999.8
BIOSについては通常あまり変更したり、設定したりすることはないが、USBの登場と共に設定が必要となることがあるが、そのようなときに、よきバイブルとなる。BIOSがなにをしているのか。なぜBIOSが必要なのか、その疑問に答えてくれる。BIOSをアップデートする時の注意事項やリスクも記述されている。
9.ホームページ作成・Java
「ホームページ・ビルダー ユーザース・ガイド」 日本アイ・ビー・エム株式会社
ホームページ・ビルダーの付属マニュアルである。
「HTMLタグ辞典」 株式会社アンク  株式会社翔泳社  2002年11月
ホームページ作成に必要なHTMLタグ解説マニュアル
「スタイルシート辞典」 株式会社アンク  株式会社翔泳社  2002年12月
スタイルシートに関する解説マニュアル
「JavaScript辞典」 株式会社アンク 株式会社翔泳社  2002年9月
JAVAScriptに関するマニュアル
「JavaScript辞典」 半場方人 株式会社秀和システム
JavaScriptに関するマニュアル
「JavaScriptポケットリファレンス」 古旗一浩  株式会社技術評論社  2003年6月
JAVAScriptに関するマニュアルですが、掲載する命令数は多い。
「Javaスタートブック」 高田美樹  株式会社技術評論社  2003年12月
Javaプログラミングを始めるには、入りやすいし、説明も懇切プログラムがCD−ROMに収納されていて、入力の手間が省ける。
「Javaゲーム・アップレット」 村山要司 株式会社工学社 2003年2月
アプレットやゲームの事例が出ている
10.経済・景気・ビジネス関連
中国の思想[Z]易経 丸山松幸 訳 徳間書店 1996年10月
易学の64卦 について分かりやすく解説しています。安岡正篤氏の「易学入門」は言葉が難しくて読みにくいですが、こちらは通常の文章で書かれています。しかし、元は漢文で、それを訳したものですから理解するには難解であることには変わりはありません。
易学入門 安岡正篤 明徳出版 昭和35(1960)年11月
易学は思想学問である。中国の紀元前10世紀前夏王朝、殷王朝の歴史書といわれている。易は陰陽相対(待)性原理に基づいている。易は五行思想である。五行とは所謂”木火土金水”である。64の卦の解説書である。
易と人生哲学 安岡正篤著 致知出版 昭和63年9月
易学について10回の講和を行った記録形式となっている。分かり易く説明しているので、気軽に読める
易経講座ー人間学講和 安岡正篤著 致知出版 2008年4月
「易と人生哲学」と重複しているところが多い。
人生に生かす易経 竹村亜希子 致知出版 2007年11月
易学64卦の最初に出てくる「乾為天」について、大部分のページを割いて開設している。潜龍、見龍、躍龍、飛龍、亢龍、郡龍という龍の変遷が分かり易い。これは、会社、プロジェクトなどにも当てはまり、それぞれがどのように発展していくかに通じる。
「最後の円高」 浅井隆 第二海援隊 2006年10月
日本の国及び地方自治体の借金は1000兆円(平成18年現在)、これは、GDP(国民総生産の2倍)。これからも毎年50兆円づつ増えていく。やがて、ハイパーインフレと1ドル600円〜1000円の時代が来る。
「アメリカに食い尽くされる日本」 森田実・副島隆彦著 日本文芸社 平成18年8月
ショッキングなタイトルである。日本の政策はアメリカにコントロールされてる。
「2017年日本システムの終焉」 川又三智彦著 光文社 平成18年8月
著者は、つかさウイークリーマンション社長。とにかくデータが豊富である。このままでは日本は終焉する。
「文明の崩壊」(上下) ジャレド・ダイアモンド著、楡井浩一訳 草思社 2005年12月
過去の歴史をみると文明が崩壊する法則が見える。人口増加・食料確保・森林の伐採・自然破壊・食料の枯渇・住人の滅亡。この法則は地球全体にも当てはまる。やがて、この地球も同じ運命になる。
「町工場こそ日本の宝」 橋本久義・岡野雅行著 PHP 2005年8月
著者の一人は、シームレス注射器の発明で有名な岡野金型製作所の社長。このような中小企業の社長が健在なうちはまだまだ日本も捨てたものじゃない。
「断末魔の資本主義」 船井幸雄 徳間書店2002.1
米国巨大企業エンロンが破綻したことは、資本主義の断末魔である。資本主義は、「自然の摂理」に反している。だから資本主義は、やがて崩壊する。その最大の元はデリバティブなど複雑、不調和、秘密、不公平等自然の摂理に背いている。
「20世紀どんな時代だったのか」 読売新聞社編 1999.6
戦争編:大戦後の日本と世界、思想・科学編とがあり、今世紀を振り返る資料として大変に良い。私たちが知らなかったこと、学校でも、教科書にも出てこなかったことが記述されていて私たちが歩んできた20世紀、特に戦争直後の東京裁判、教育改革ベトナム戦争など「そういう事であったのか」と感銘を受ける。
「腐りゆく日本というシステム」 リチャード・カッツ著(鈴木昭彦訳) 東洋経済新報社 1999.4
戦後の日本の高度経済成長の裏と表、そこまでにたどり着くまでに日本政府(通産省)がどのようにして、産業の育成をしてきたか。その結果、どのようにして、貿易黒字をして来たかを実に克明に説明している。この中には、そうだったのかとか、そういう考方えもあるなと思うところが実に多い。
「東京脱出2人でSOHO」 宇野みれ・宇野俊夫 著 日経BP社 1998年11月
夫婦で宮崎に新会社を設立してSOHOを軌道に乗せるまでの苦労が克明に記述されている。「Harapan Medeia Tech」がその会社名であるが、宮崎は東京から遠いと思いきや、全く遠いと感じさせないことにはやはり、インタネットが大きく貢献している。かなり、本音の部分も記されており、いつまでも元気で頑張って欲しいとエールを贈りたい。
「チ−ズはどこへ消えた? Who Moved My Cheese?」 スペンサー・ジョンソン著、門田美鈴訳 扶桑社 2000.11
いつまでもあると思っていたチ−ズが突然消滅した。ここから、人間とネズミの行動がテーマである。変化に対応していく人、変化を認めない人、これは、現在の日本を象徴していると思われる。
11.健康
大学病院が患者を死なせるとき 慶応大学医学部講師近藤誠著 講談社α文庫 2003年9月
とにかくショックな記事がいっぱいといった感じであるが、すごく説得力のある本である。癌治療の限界とどのような治療をしてもどうにもならない患者の末路をあらわしている。もし癌と宣告されたらどうするだろうか、どうとらえたらいいだろうかを考えさせられる。だれも治りたい、元のように元気になりたいと思いながらどうにもならないことが起きている。
新抗がん剤の副作用が分かる本 近藤 誠著 三省堂 2004年9月
癌治療のひとつである抗癌剤療法について、抗癌剤の副作用の観点から見て、患者がモルモットにされている。治験というやり方である。患者は抗癌剤の投与により命を縮める結果となっている。癌はほとんどの場合完治しないのだから放置した方が長生きする。抗癌剤がどれくらい副作用があるか薬剤ごとに書かれている。
奇跡が起きる爪もみ療法 安保徹+福田稔共著 マキノ出版 2002年6月
自律神経免疫療法は原因不明の病気だけでなく癌を含めてほとんどの病気に効果をあげている。それは爪もみ療法だ。これにより、副交感神経が優位となり、白血球のリンパ球と顆粒球の比率が改善され、免疫機能が高まり、人間本来の自然治癒力が高まり、病気の治療に効果が出る。
ガンは自分で治せる 安保 徹著 マキノ出版 2002年5月
著者は、自律神経と免疫の関係を研究している稀有な医者である。現在の癌治療は根本的に間違っている。免疫を高めれば癌は自然治癒する。抗癌剤治療をすれば命を縮めるだけだという。癌発生の原因は交感神経緊張状態にある。免疫を高める方法は、副交感神経を優位にすることによる。
癌予防のパラダイムシフト 福田一典著 医薬ジャーナル社 1999年11月
副題として、「現代西洋医学と東洋医学の接点」とある。癌発生のメカニズムが分かってくるに伴い、外科手術の限界も見えてきた。癌が発生してから治療するのではなく、癌を予防するという考え方である。癌の芽が出てから癌になるまでに20-30年かかるといわれている。この癌予防に東洋医学が寄与するであろう。
抗癌剤知らずに亡くなる年間30万人 平岩正樹著 禅伝社 2005年3月
抗癌剤の種類は約200種類あるという。一口に抗癌剤といってもその効き方は千差万別だ。更に投与する量には個人差がある。抗癌剤の組合せが微妙に効果を左右する。また抗癌剤の副作用もあるので、こういったところを一人一人ケースバイケースで行わないと効果は出ない。ところが日本ではこういった医療は医者の診療報酬にならない。薬代は1円も医者に回らず全額制約会社の売上になってしまう。
日本のがん医療を問う NHKがん特別取材班 新潮文庫 2008年4月
がん治療の方法は、外科手術療法、放射線療法、抗がん剤療法だが、この抗がん剤の承認が日本では遅いといわれている。世界的に標準的に使用されている抗がん剤が使用できない。未承認の抗がん剤を使用するとすべての診療費が保険対象外となる。
病気にならない生き方 新谷弘美著 サンマーク出版 2005年7月
今日の医療は、病気なったことを前提としている。これでは、医療費が膨らむばかりだ。薬はすべて毒である。胃腸薬を飲めば飲むほど胃腸は悪くなる。病気にならないためにどうするかが本当の治療である。など医者としてここまではっきりと言い切った方は始めてである。健康の鍵は「エンザイム」(酵素)だという。この酵素は食によってきまる。果物も食後に採るより、食膳がいい。
12.歴史
一外交官の見た明治維新(上/下) アーネスト・サトウ、広田精一訳 1993年6月
英国の青年外交官として日本に滞在中(1862-1882)の回想録で、当時の日本の状況が克明に記述されている。生麦事件、薩英戦争、下関馬関戦争、横浜開港、東海道京都から箱根までの旅行記、幕末の大阪、徳川慶喜の大政奉還など。当時の日本人、幕府の役人などたくさんの人とのやり取りが克明に出てくる。
新訂福翁自伝 福沢諭吉著、富田正文校訂 1987年4月
明治30年、福沢諭吉が速記者を前にして60年の生涯を口述し、のちに全面加筆を施して「自伝」としたもの。福沢諭吉の行動を通じて1838年から1895年頃の当時の状況が記述されている。
勝海舟氷川清和 勝海舟/江藤淳・松浦玲編 2016年4月
海舟という号はいつごろか年が書いてないが、佐久間象山の書いた「海舟書屋」という額がもとになったとある。本人の談話が主体となって人物評、時事、かなり独善的に書いてある。
海賊とよばれた男(上/下) 百田尚樹 2016年12月
出光佐三をモデルにした「出光石油」の物語。敗戦後の日本の苦闘ぶりが分かる
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