見出し愛犬ロッキーの晩年
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        − 愛犬ロッキーの晩年 −
このページは愛犬ロッキーの晩年の生きざまを綴ったものである。
ロッキーが我が家に来たのは、昭和58(1983年)年7月頃と記憶している。
平成14年(2002年)1月22日19歳で死亡。人間に換算すると100歳くらいらしい。
平成13年(2001年)1月2日突然犬小屋の入り口で立ち上がれなくなってしまった。
後ろ足に力が入らない、。犬小屋に戻そうとしたが、とてもできない。
以来、人間との同居生活が始まった。以後、以下のような症状が認められた。
1.ぐるぐるまわり
後ろ足を軸に前足を立てて時計方向にぐるぐる回る。この時大きな声を出す。
2.水を飲む
絶えず水を飲む。その量は、1回当たり小さなボールに1杯
  しかし、7月頃から、水を飲む量が減ってきた。
3.食欲はある
2食良く食べる。寝たまま食事をする。
4.睡眠が不規則
昼寝て、夜目が覚めている。この時、大きな声で、家族を呼ぶ。誰かがそばに
いるときは、静かであるが、居ないとわめき出す。夜中に起こされたときもしばしば
家内が添えねした事さえある。
この対策としては、1月27日、獣医に相談して睡眠薬を投与した。それでも夜中に
起こされた事があり、だんだん薬の量を増やしていく。
5.体温が低いのか体が震える。
電気カーペットを敷いて、毛布をかけてやると体の震えは止まる。
6.犬特有の舌を出して発汗作用をすることがなくなってきた。
  ということは体温の上昇を招くことになる。その結果、吠える事が多くなった。
  そこで、氷枕をしてやると静かになることもある。
7.吠えるとき、体を触ってやるとおとなしくなる。やめるとまた吠える。
  なにか不安なように思える。
8.まもなく、9ヶ月になる。よくここまで、犬も人間も我慢してきたものだ。
  犬もさぞ辛かろう。
9.平成14年1月倒れてから、1年になる。これから先どうなるのかと思っていたら
  1月20日ころから、食欲が落ちた。
10.平成14年1月22日18時50分頃、息を引き取った。静かな最期であった。
11.平成14年1月24日しめやかに葬儀をしてあげた。
12.平成14年3月 戸塚福祉健康センターから表彰状を授与された
元気な頃のロッキー この写真は、ロッキーがまだ元気な頃のものです。長椅子に立っています。この長椅子が好きで、夜はきまって自分のベッド代わりにしていました。夜になって寝そべっていても目だけこちらに向けるだけで起きようともしませんでした。
こうしていると、とても18年生きたという感じがしない。でも体力の衰えには勝てない。
痴呆症に加えて、聴力、視力、脚力が衰えている。嗅覚はさすがに健在である。

静かに寝ているときと吠えて暴れるときがある。どうして欲しいのかわからないときがある
最初の内はこういった姿勢がとれた。今では、横になっているだけの状態である。 歩けなくなったときのロッキー
寝たきり状態のロッキー 人間と同様に、寝て、食べての生活が続いた

所かまわず、吠える毎日であった。同じ姿勢で寝ているので床ずれも出来た。それが化膿して痛そうであった。


平成14年1月22日他界。享年19歳

獣医さんや近所からお花を頂いた
亡くなったときのロッキー
ロッキーの葬儀 大船のペット専用の葬儀所でしめやかにお葬式をしてあげた。
平成14年3月、戸塚区健康福祉
センターから表彰状が授与された。

犬には分からないだろうが、
生前にもらえると良かったと思う。
戸塚保健所からの表彰状